末っ子の家を出る日
- もりもりもりし
- 2024年10月28日
- 読了時間: 1分
僕は、末っ子の家の物置みたいなところで生活していた。
末っ子と奥さんは別れることになった。
子供2人は奥さんについて行くことになった。こうなれば、僕も末っ子の家にいる必要はなかったので、実家に戻ることになった。
僕が末っ子の家に住み着いていたのは、奥さんの手助けをしたいという気持ちもあった。
この心情は誰にも言っていないし、一生誰にも言わないでおこうと思っていた。ここでいうのが初めてだと思う。
奥さんの負担になりたくなかった。
恩着せがましく思われたくなかった。
ただの僕の想いだった。
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