カットの方法
- もりもりもりし
- 2024年12月20日
- 読了時間: 1分
更新日:2024年12月21日
能ちゃんは設備会社の営業マンだった。友達が多くて社交的な彼は、いつも僕に髪を切らせてくれた。
僕は基本、鏡を使わない。理由はただ鏡越しに会話をするのが嫌だったから。
髪を切ってる音・お客さんの声・その場の雰囲気がたまらなく好きだった。僕はいつもお客さんに髪を切る前に、女性なら可愛く、男性ならかっこよくすると断言していた、もちろんお客さんの意向を聞いた上で。
僕は時間がある時はいつもカットの練習をしていた、そういうのもあり、仕上がりには絶対の自信を持っていた。
今では一般的だが、前はすきバサミなどなかった。すきバサミは時短にはなるけど、クオリティーはハサミには勝てない。すきバサミでハサミのクオリティーは出せない。髪を濡らすのはハサミが滑らないためなんだ。知ってましたか?
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